ふたつの想い、ひとつの願い
                      written by 龍馬&隼人


どうして・・・・・私だったの?

それはどちらの気持ちかわからない・・・。

リコリスの想いだったのか、それとも私の想いだったのか・・・・・。

ただひとつだけわかっていることがある。

私たちは同じ人に恋をした・・・。

リコリスにとっては最初で最後の・・・

そして私にとっても最初の恋だった・・・・・。

だけど、私はリコリスからその想いを奪っただけ・・・

体の弱かった私が、リコリスの命と歌と共に彼女の想いまで奪ったのだ!

だから私は彼と・・・幼いリコリスの王子様だった土見稟と添い遂げる事を願った・・・。

リコリスのために・・・ただそれだけを想って・・・・・。

しかしその想いは

いつしか私自身の想いとなっていた・・・。

私自身が彼に恋をしてしまった・・・彼を愛してしまった・・・・・。

同時に私は恐怖を覚えた。

私がリコリスの想いを・・・彼女の想いを・・・私の中から消してしまいそうで・・・・・。

だから私は彼の前から消えようとした・・・

このままではリコリスの想いを踏みにじってしまうから・・・・・。

どうして・・・・・私だったの?

なんでリコリスじゃなかったの?

どうして運命は彼女ではなく私を選んだの・・・?

私はそう思っていた・・・

だけど、それが間違っていたことを、彼が教えてくれた・・・。

「どうして・・・・・私だったの?」

それはリコリスも思っていたことだった・・・

どうして・・・・・私だったの?

どうしてネリネを元気にしてくれなかったの?

どうして?どうして?ドウシテ!?

彼は私にリコリスの本当の想いを気づかせてくれた・・・・・。

私はただ後ろめたさを感じていただけだった・・・

リコリスからもらった命に後ろめたさを感じていただけだった・・・・・。

ごめんね・・・リコリス・・・・・。

私はやっと気づいた。

私はずっとリコリスを一人ぼっちにしていただけなのだ・・・。

私が笑わないとリコリスはずっと一人で笑ったままだ。

私が歌わないとリコリスはずっと一人で歌いつづけたままだ・・・。

だから私は決めた。

これからはリコリスと私・・・二人の想いを一つにして生きていこうと。

だから稟様・・・

私たち二人の想いを・・・私たちのひとつの願いを・・・

受け入れてくれますか?

私たちはあなたのことが・・・稟様のことが好きです・・・・・。

(Fin)
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<後書き>
−龍馬−
小説第5作目です。
また見事駄文となってしまいました・・・(涙)
ネリネの気持ちをシリアスに表したかったんですけど・・・・・失敗でしたね。

長編を書こうと思っていたんですが、どうせならヒロイン全員の小説書いてしまおうと
いうことになりました。
つまり後シアの話がまだできていないんで、もう少しお待ち下さい。


−隼人−
5作目を無事に書き上げることができました。
ただまたもや駄文と相成りましたが・・・(汗)
次こそは頑張りますんで・・・!

次回作ですが、シアの話を書きたいと思っています。
長編はその後ということで・・・。

長編の内容はオリキャラではなく、クロスオーバーの話となりそうです。
龍馬がどうしても書きたいお人がいるそうです・・・。
誰かはまだ明かせませんが、きっと驚く人物であると思います。(知らない人の方が多いかな?)

それではまた次回に・・・。