君が望む永遠
ひとことだけの勇気 後編
文:太陽

帰宅途中のお父さんに連絡がつき
すぐこっちに向かってきたそうです
「鳴海君は?」
と私の無事を確認すると
私に問いかけました
「まだ、中に・・・」
そう言うとお父さんは
「そうか・・・」
と肩を落としました
そこに
「涼宮さんのお父様でしょうか?」
と孝之君のお母さんが聞いてきた
その声にお父さんは
「はい、失礼ですが」
言葉を言い終わる前に
「鳴海孝之の母です。
いつ息子がお世話になっております」
と挨拶をしている
その隣の孝之君のお父さんも
いっしょに挨拶をしていた
そのあとお父さんは
「うちの娘が」
と言った瞬間
「お宅の娘さんの、遙さんのせいではありません」
と孝之君のお父さんが言いきった
「孝之は、この前
体を張って守りたい人が出来たと
手紙をもらいました
今まで有限不実行だった
息子が、ここまでうごかされたのです
それにこれくらいでは
くたばりませんよ」
とうれしそうに孝之君のお母さんは語った

そして赤いランプが来えた
中からは香月先生達と
台に寝てるたかゆきくんが居た
私は一目さんに孝之君のところに行き
「孝之君・・・」
そこに
香月先生が
「大丈夫、ちゃんと生きているわ
頭を打ったから
しばらく起きないでしょうけど」
とにっこりと笑い
私をなだめた
「まあ、遅くても今週中には起きるでしょ
起きなければ起こすまででしょうけど」
と苦笑し
個室の病室へ移動した

それから私は学校の後
休みの日はほぼ1日
孝之君が起きるのを待った
事故から1週間になろうとした日
私はいつのまにか別途に寄りかかるように寝ていた
そして私の頭の上に暖かいものがあった
「んっ・・・」
私は起きるとその暖かいものは
頭から離れていった
そこには
「おはよ、遥」
私の大切な人が笑っていた
「よく寝てたね」
というと私の頭に手を乗せ
なではじめた
さっきと同じ暖かさ
さっきのは孝之君の手だったんだと思い
しばらくなでられていた
コンコン
がちゃ
「お姉ちゃん・・・・」
ドアがノックされ入ってきたのは茜だった
「あ〜、お兄ちゃん!?」
と大声をだし
ベットにばっと近づく
「痛いところない?おかしいところない?」
と孝之君を心配する
う〜、私の孝之君なのに・・・ぐすっ・・・
「大丈夫だよ」と
孝之君は笑顔で答えつつも
私の頭をなでていた

その後みんながお見舞いにきて
孝之君は復帰しバイトしつつ
学校もがんばっている
私と一緒に笑っている



それから3年後の今
私は孝之君の隣で
ドレスを着ている
香月先生や平君に水月
孝之君のご両親に私の両親
そして茜に孝之君のバイト先
今となっては仕事先の同僚
あれからいろいろと
あった
孝之君の勉強と私の受験
孝之君はあのままバイト先に就職している
私は夢だった絵本作家
茜は水月と日本代表の水泳選手
平君は会計士
いつか今日までにあったことを
お話にしたい
絵本にしたい
幸せを知ってもらいたい

あの時あの丘で告白してよかった
ありがとう孝之君

End...


後記
なんかすごい展開になってしまいました
PDAで最初この後編を書いていたんですが
データが何故かぶっ飛んで(後記の書き途中だけ)
それで一生懸命書き直していました
栗林さんのベストアルバムも発売されましたし
これからも君望の活躍を期待したいと思います
太陽でした