祐一・香里「新年明けましておめでとうございます
今年もMIDNIGHTおよび他小説・当ホームページ「コーポ・エヴァ」をよろしくお願い申し上げます」

MIDNIGHT第五話

お正月


文:太陽  車種等の情報:ライス


年が明け祐一はのびのびと家で車をメンテナンス
今年も付き合う車だから・・・

昨年の最後の最後で香里が車を乗り換えて
エンジンが来てしまい車体自体もう走りすぎたからである
本人もエンジンのみにしたかったが車体自体がだめなので断念し
別の車を購入
三菱のランサーエヴォリューションY
コンパクトでなおかつターボラグも少なく4WD
スカイラインとは違い車体も軽い香里は形もよく気に入り購入した
三菱ランサーエヴォリューションY
色:レッド
スペックはまだ秘密


祐一はオイルを交換しタイヤも履き買えを行い
車を眺めていた
(なぜ交換を自宅で行えるかは水瀬家が関係しているといえば問題ない)
しかし最近香里がけんかを売るようになってきた
正確に言うと車を自慢しに着ている・・・
走り屋は自分の車が一番かっこいいと思っている
しかし、香里の場合それが悪化したようだ

「ゆーいち、あけましておめでとう」
うわさをすれば香里だ
「おう、あけましておめでとう」
あの体制は、また自慢のマシンガンを打ってくるな
「祐一、まだそんな古いマシン乗っていたの?」
我慢我慢、
「早く乗り換えなよ」
我慢
「このエヴォリューションなんかターボラグも少ないし」
我慢
「車体もコンパクトでかっこいいし」
我慢
「あんなスカイラインよりもかるいし」
もう我慢できん!!!!!!
「香里、それ以上言うと怒るぞ」
香里は首をかしげて聞いてきた?
「何で?、私は真実を言っていただけだけど?」
ゆるせん!!!
「香里、帰ってくれ」
俺はおさえながらそういった
「どうしたの祐一?」
「帰ってくれといっているんだ」
香里はわけがわからないような様子で聞いてきた
「着て早々何よそれ・・」
俺はおさまえつつ言った
「人の車を馬鹿にするやつは俺は嫌いなんだ」
「馬鹿になんかしてなわよ」
俺はこの言葉に切れた
「馬鹿にしてないだと、ふざけるな」
俺はこの相棒が侮辱されたことに対して怒りを見せた
「こんなスカイラインだと、わるかったなどうせ古い車で」
香里は理由に気づき弁解しようとするが
「俺は子のS4(BNR32GTS4)が気に入っているんだよ、その相棒に対して・・・・」
香里はおどおどしている
「香里、今度俺と勝負しろ それまで絶対の絶交だ」
俺はこのマシンのすごさを見せつけ勝ってやる
おれはそう決意しマシンのメンテナンスに戻った



後日 いつものコースで走ることになった
あれから私は祐一に避けられていた
北川君とNERVの藤井さんと高橋さんがいろいろとチェックしていたみたいだ
こっちは名雪と栞に手伝ってもらい設定を間に合わせた


レース当日

日産 BNR32 スカイライン GTS4 VS 三菱 ランサー エヴォリューション Y
レースは始まった
馬力では勝っているはずのランサーがS4niスタートで負けてどんどん突き放されていく
コーナーでは華麗に待っていくスカイライン
それに必死についていくのがやっとのランサー
祐一が怒った原因がわかった
古くてもドライバーとマシンがマッチしないとどんなバトルも勝てない
いくらマシンがよくてもドライバーがマシンのことをわかっていないと勝てない
それに大切な相棒のことを私は・・・・・

勝負は圧勝だった
5秒近く差をつけられ私は負けた
その後祐一がこっちに来た
「なぜまけたかは、もうかわっているよな」
私はうなずいた
「俺の答えはこうだ 基礎中の基礎でもあることを忘れている人間は嫌いだ」
私に突き刺さるような言葉だった
「どんな古い車でも勝てる、トレノだろうと鉄火面のスカイラインだろうと新車に負けない」
私が走っているときに導かれた答えだった
「マシンをどれだけわかるかがドライバーに問われる誰でも早く走れる、でもマシンと仲良く走ることは難しい
もっとマシンを理解し相手のことを理解してやるんだな、それがお前にできていなかったことだ」
私は泣きそうだった
「俺はこれで帰る、それとこれでお前とは絶交だ 俺は今日限りでこのチームKanonを抜ける」
私は鈍器でたたかれた思いだった
「今後はNERVとつるむか一人で走るそれだけ言っておく じゃあな」
祐一は去っていく
私はそれを止めることができなかった


続く


太陽:さあさあ祐一がチームKanonを脱退!?そしてチームKanonに迫りくる
セリカの集団

次回 チームAir セリカ軍団
お楽しみに