クリスマス それは恋人達の一大イベントである。 そしてここ、芙蓉家でもまたいつもの騒ぎが ハッピードタバタクリスマス 太陽 今年のクリスマスは静かだったな 例年は神王のおじさんや魔王のおじさんが お酒やつまみを持ってきたて シアやネリネが、それぞれ攻撃して それを見たキキョウが大笑いして プリムラが慌てる楓を見ていたりと 大騒ぎなんだが 今年は 神王のおじさんたちは神界の行事で戻り 魔王のおじさんたちも魔界の政でもどり プリムラは定期健診 今芙蓉家では、俺と楓だけ 久々に静かな家だった。 ピンポーン 「は〜い」 と楓が玄関に向かう。 「ふぅ・・・騒がしいのに慣れたのか・・・落ち着かないな・・」 溜息をついていると、 ドタバタと玄関から 「だめです〜」 と楓の静止する声が聞こえて 何事かと思い玄関のほうの扉を見ると 「ぶっ!!」 ミニスカサンタの桜さん 「やっほ〜稟くん」 と、 俺を見つけるや否や 俺に飛び込んできた。 それを楓は 「あ〜〜〜〜〜!!」 家を揺るがすぐらいの大声を出し 「桜ちゃん、ずるいです!!」 と 楓も飛び込んできた。 「ぐぇ」 とさすがに人間二人を受け止めるとつらい・・・ 「おい、二人とも・・・ぎぶ・・」 俺はそういうが 桜は さらに腕を首にまわし 「えへへ〜」 といいながらも抱きついてくる。 楓も負けじと 「稟くん・・」 と胴に手をまわし抱きついてくる。 そして楓は胸を体に・・ 「ってこら、あまりこら・」 そして桜も・・・ 「桜まで」 と抵抗も空しく Let'sファイト! ああ 俺はやっぱり静かには暮らせないんだなというのがわかったが それと一緒に 幸せをかみ締めていた。 その後、用事を済ませてきた神王・魔王家に加え亜沙先輩とカレハ先輩も来て さらに大騒ぎになった おわり(?) お久しぶりです、太陽です。 久々の新作ではじめて桜を表に出して書いてみました。 リハビリ作品になってしまいますが、読んで感想をいただければうれしいです。